毎日

ごまのいる部屋

2021.3.3


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ここ、太平洋側名古屋市は晴天。

美しい青空に飲み込まれそうな気持ちになった。

なんで私は生きているんだろう、青い空に申し訳ない気持ちになる。

 

弟が自らその生涯を閉じた。

母親と姉は遺体を確認しお骨を実家に持ち帰ったとの事。

飛び降り自殺だったのでバラバラに砕けてしまった骨は燃やすと殆ど灰になってしまったらしい。

顔だけは綺麗なまなの姿だったらしく、その顔を見た母親は自分を責めないか心配である。

 

特殊な環境の家庭で育った。

父親は私と弟を自分の子供とは認めてなかった。今回のことでも一切関わろうとしない父親に私は憤りしかないがそれよりも自分もなんにも出来なかったことがもっと辛く悲しい。

 

何を見たのか。早朝のあの日の空に彼は何を見たのだろう。

考えても答えなどないが空を見上げるとそう思ってしまう。

 

享年39歳

ごめんな、いい姉になれなくて、ごめんな。