毎日

ごまのいる部屋

2021.2.16


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ひとつ前のブログでチラッといいましたが、先日とあるアパレルメーカーの公開製品会議というものに参加しました。

内容は「シャツについて考える」というもの。そちらのメーカーさんはジャケット、パンツ、カットソーは製品化し販売しているがシャツがなく、今まで試行錯誤してきたが未だ納得したシャツが作れてないとの事。

で、シャツってなんなん、みんな着る?好き?なとこから話は始まりました。

私も考えてみました。シャツは大好きでそこそこ持ってるし着る。でも着る頻度は少なくなるしこと白いシャツとなると着たいのに着られないという状況でした。これは参加者も同じような意見で白シャツは好きでも敬遠しがちという意見が多くありました。

理由はダントツで「汚れ」

白いシャツだと汚れが目立つし特に襟や脇、袖口は皮脂汚れが洗っても取れない場合が多いていうことがあって着る機会が減ってしまうということでした。これは私も全く同じ事を思ってて、つい白シャツから敬遠し色柄物に手を出しがちになってました。

結局、1時間半の会議で新たな白シャツが誕生することはありませんでしたが、ひとつの物が出来上がるのにどれだけ時間も労力もかかるのか、ものすごく勉強になったしとても楽しめた時間でした。

 

長くアパレル販売員として働いてきた自分としてはお客様が「これはこうだから嫌」「ここがこれじゃなきゃいい」という物に対してのネガティブなことをポジティブに変えなくてはいけないという事をやってきてめんどくせえと思ってましたが、結局物が出来上がる過程においてネガティブな意見がないと出来上がらないことが多いのかななんて思いました。

 

ポジティブであれみたいな雰囲気というのはどこでも発生しますが、基本ネガティブ思考の自分にとって、ネガティブから生まれるものという新しい考え方が埋め込まれちょっと光が差し込んだような気もしないでもない時間でした。

 

でももうちょいポジティブになりたいな(ひとはわがまま)